2006年09月09日(土) 03時05分
安倍氏人事構想、幹事長に中川秀直氏が有力(読売新聞)
自民党総裁選が8日に告示されたことを受け、当選が確実視される安倍官房長官は、新政権発足に向け、党役員・閣僚の一部人事の検討に着手した。
来年夏の参院選対策を担い、挙党体制作りの要にもなる幹事長には、安倍氏と同じ森派の中川秀直政調会長の起用が有力だ。閣僚人事では、派閥横断で安倍氏支持の流れを作った甘利明・元労相(山崎派)の再入閣、「再チャレンジ支援議員連盟」会長の山本有二・党経理局長(高村派)の初入閣が検討されている。
安倍氏は、8日の共同記者会見で、次期臨時国会で首相指名を受けた場合の人事の方針について、「謙虚に、どういう人材がいるかをくまなく見ながら、場合によってはいろいろな意見も聞き、最後は一人で決めたい」と述べた。
(読売新聞) - 9月9日3時5分更新
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