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2006年09月09日(土) 16時07分

姿消す「観測のシンボル」 百葉箱、現存は19気象台山形新聞

 かつては全国すべての気象台にあった百葉箱が、次々と姿を消している。自動観測機器の普及に伴い役割がなくなり「気象観測のシンボル」として残されていたが、維持のための予算はつかず、百葉箱がある気象台は現在、全国で19カ所だけになった。
 百葉箱は、通気性が良いよろい戸でできた白い箱。中に温度計と湿度計があり、明治時代から気象観測に使われてきた。木材はヒノキ、高さは屋根の最高点までが約2.5メートル、温度計と湿度計は高さ約1.5メートルの位置に据えるというのが気象庁の規格だった。
 1953年に理科教育振興法が施行されてからは、文部省(当時)の奨励もあり、全国の小学校の校庭に設置されるようになった。

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MRO&PG=STORY&NGID=home&NWID=2006090901000196