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2006年09月08日(金) 20時02分

粉飾取引「最終判断は堀江」 宮内被告述べる朝日新聞

 ライブドア(LD)グループの証券取引法違反事件で8日、LD前取締役の宮内亮治被告(39)ら4人の元幹部の公判が東京地裁であった。宮内前取締役は被告人質問で、粉飾決算を実行した動機について、LD前社長の堀江貴文被告(33)から「『なんとかしようよ』と言われ、やった」と話し、粉飾の手口とされた投資事業組合の取引についても「最終判断は堀江がしている」などと述べた。4日の初公判で全面的に無罪を主張した堀江前社長との対立が改めて鮮明となった。

 次回の公判は10月19日で、論告求刑が行われる予定。

 宮内前取締役は、決算粉飾の動機について問われ、「『(04年9月期の連結経常利益の予想値について)数字が足りません』と報告に行ったら、(堀江前社長から)『なんとかしようよ』と言われ、やった」と話した。

 予想値を50億円に上方修正したことについては、「私は反対した。(堀江前社長の)強い意志があった」とした。

 また、粉飾の手口とされた、投資事業組合を介在させた取引を堀江前社長に報告したとし、この取引で自社株売却収入を売上高に含めたことについては、「最終判断は堀江がしている」と述べた。

http://www.asahi.com/national/update/0908/TKY200609080342.html