悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
安全装置は、非常時に原子炉内で生じるガスを抜いて爆発を防ぐためのもの。通常ガスは流れないが、検査のとき、ガスが十分に流れる設計になっているかどうかを確認することになっている。
原電によると、ガスの流量を多めに表示する操作によって検査に合格する不正は、84年に行われた国による第6回定期検査で始まり、94年以降、原電自身による検査に変わってからも、今年8月1日の検査まで行われていた。
原電の調査で、操作の目的が検査の合格であることを示す記録が残っていたことがわかった。不正操作は原電側の指示でメーカーが行っていたという。実際の流量は基準値を約15%下回っていたが、安全上の問題はなかった。
同社は市田行則社長を月額報酬の30%を3カ月間カットするなど役員5人の処分を決めた。
http://www.asahi.com/national/update/0908/TKY200609080324.html