2006年09月08日(金) 00時00分
世銀とシンガポール対立 市民団体の総会参加めぐり(山形新聞)
【シンガポール8日共同】世界銀行と国際通貨基金(IMF)は7日、今月中旬に年次総会が開かれるシンガポールに、総会参加登録済みの市民団体関係者の入国を拒まないよう求める共同声明を出した。これに対しシンガポール警察は8日、外国人入国の適否を決めるのはすべての国の権利だと反発する声明を発表。市民への情報公開を図りたい世銀と「管理国家」シンガポールの対立に発展した。
世銀とIMFによると、総会には45カ国以上から約500人の市民団体代表が登録、経済開発などを議論する40以上の会合が予定されている。だが、シンガポール政府は「相当数の代表」の登録に反対し、総会出席を阻止すると伝えてきた。
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