2006年09月08日(金) 00時00分
67%の店が原産地を表示 農水省の外食産業調査(山形新聞)
ファミリーレストランなど外食産業で、食品の原産地を店内などで示している店舗は全体の67・2%で、32・2%が表示していないことが、農水省が8日発表した調査で分かった。
ただ、事業者数でみると、表示していないとする回答が56・9%と過半数を占め、店舗数の少ない中堅以下の外食産業では原産地表示が遅れていることがうかがえる。
調査によると、ファミリーレストランの8割の店が原産地を表示。焼き肉やステーキなど牛肉を扱う店も、表示しているところが多く、消費者の関心の高さが背景にありそうだ。
原産地を表示する上での問題点は「作業負担」や「誤表示となる恐れ」を指摘する答えが多く、「消費者がどの程度求めているか不明」とする事業者もあった。
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