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自社製の湯沸かし器で一酸化炭素中毒が起きたガス機器メーカー「ハーマンプロ」(大阪市)が、経済産業省に対し、湯沸かし器の不正改造はなかったとする虚偽報告をしていたことが分かった。
経産省は8日午後、同社の西端雄二社長を呼んで厳重注意し、必要な点検や回収を求める。
パロマ工業製の湯沸かし器で一酸化炭素中毒事故が相次いだことを受け、経産省は類似機種のメーカーに対し、8月までに点検と報告を済ませるよう求めた。
ハーマンプロ社は自主点検の結果、「不正改造はなかった」といったん回答したが、今月に入って不正改造が9件見つかったと同省に報告してきたという。
同社製品では1994年3月、宮城県で1人が重傷となる事故が起きている。