悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
週刊新潮編集部は「凶悪犯が逃亡しており、指名手配されているのに実名も顔写真も公開されていないことはどう考えてもおかしい。公表は犯人の自殺・再犯の抑止にもつながる」との談話を出した。
◇
少年法は実名や顔写真、住所など、容疑者である少年本人を推知できるような事実の報道を禁止する規定を置いている。
少年犯罪の凶悪化と低年齢化を受け、警察庁は03年12月、容疑者が少年である場合でも、連続殺人や連続強姦(ごうかん)など、凶悪で再び犯罪を行う恐れが高く、捜査上ほかに取るべき方法がない時は、氏名や写真を公開して捜査することができるとの通達を出した。
警察庁が新基準を出した目的は被害拡大を防ぐためで、少年の人権保護を超える必要性が認められる場合に限られる。今回の事件では、山口県警は少年を推知できる情報を一切公開していない。
http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY200609060534.html