2006年09月06日(水) 17時00分
吉野家が牛丼の販売再開を発表、18日に100万食限定(ロイター)
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9月6日、吉野家が牛丼の販売再開を発表、18日に100万食限定発売。写真は昨年2月、1日限定で復活した牛丼を食べる人(2006年 ロイター/Yuriko Nakao) |
[東京 6日 ロイター] 米国産牛肉の輸入再開を受け、吉野家ディー・アンド・シー<9861.T>は6日、休止している牛丼販売を復活すると発表した。18日に東京・築地店など12店舗を除く全店で、100万食を限定販売する。予定量の肉の調達が難しく、変則的なスタートだが、今後量を増やして年内には毎日販売できるようにする考えだ。
販売再開は、2005年2月に1日限定で復活させて以来、1年7カ月ぶり。18日は、一部店舗を除く約1000店で100万食を販売。
さらに10月1日から5日にかけて1日100万食、計500万食を11月も同様に販売する。価格は「並盛」が380円、「大盛」は480円にそれぞれ設定。「特盛」や「牛皿」は販売しない。
同日、記者会見した安部修仁社長は米産牛肉の安全性を強調したうえで、「12月からは1日あたり(1店舗)360食相当の時間限定販売に移行したい」と述べ、早期の本格販売に意欲を示した。
吉野家は、2007年2月期連結売上高を前年比10%増の1351億円、経常利益を同243%増の53億円と見込む。牛丼販売の再開はすでに織り込んでおり、安部社長は「見通しは変えていない」と述べた。
(ロイター) - 9月6日17時0分更新
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