2006年09月05日(火) 01時13分
「言いたいこと言えた」堀江被告、初公判終え“自賛”(読売新聞)
ライブドア事件で、証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた前社長・堀江貴文被告(33)の初公判は4日午後も東京地裁で続けられ、証人尋問が行われた。
粉飾決算に使われたとされる投資事業組合の実態を巡り、検察側と弁護側が火花を散らした。公判後、堀江被告は「いよいよ始まったなという感じ。これからも法廷で事実を明らかにするよう頑張ります」とのコメントを出した。
最初の証人には、ライブドア株を売却した投資事業組合を運営していた投資顧問会社の役員が出廷した。
役員は、「独自の判断で投資したことはなかった。ライブドアの指示で業務を遂行する組合と思っていた」と検察側の主張に沿う証言をした。一方、弁護側は、組合が保有していたライブドア株の売却益の一部が、元取締役・宮内亮治被告(39)らが個人的に経営していた会社に流れていたとの証言を引き出し、組合はライブドアと一体ではなかったと強調した。
(読売新聞) - 9月5日1時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060904-00000414-yom-soci