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鹿児島県内の国指定史跡からの出土品として、土器などがネットオークションに出品されていたことが、わかった。同県教委は「文化財保護法に抵触する可能性がある。事実関係の確認が必要」とみて4日から、この史跡がある地元教委などと調査を始める。
県教委によると、出品されていたのはヤフーのオークション。「国指定高山城跡の遺物(石器・成川式土器・焼き物)」などからの複数の出土品が出品されていた。写真付きのもあった。
高山城跡の出土品のオークションは3日午後に終了し、入札者がいなかった。しかし、「国指定塚崎古墳の遺物(前方後円墳・石器・石棺・焼き物)」は8月27日、920円で落札されていた。県教委が確認した公開プロフィルによると、出品者は肝属郡の無職男性(58)という。
高山城跡と塚崎古墳群は同県肝付町にある。県教委文化財課は「史跡から発掘したものなら持ち主は国。遺失物法に基づいて警察に届けるべきだし、無届け調査の疑いもある」とみている。