2006年09月03日(日) 09時38分
母親殺害の実行役は独り暮らし、容易に夜間外出?(読売新聞)
北海道稚内市で病院パート職員の女性(46)が刺殺された事件で、女性の高校1年の長男(16)から約30万円の報酬で殺害を引き受けたとされる友人の高校1年男子(15)が、母親が借りた市営住宅で8月上旬から一人暮らしを始め、長男に呼び出された事件当日もこの住宅から出かけていたことが2日、北海道警の調べで分かった。
友人は女性殺害後もこの住宅に帰宅しており、道警は、少年らの凶行の背景に、大人の目が届きにくい生活環境があったとみている。
関係者によると、友人の少年は、両親の離婚後、一緒に暮らしていた父親が今冬、自殺。原因は不明だが、会社の元同僚は「消費者金融に借金があったようだ」と話している。少年は今年に入って、母親や姉妹とともに母親の実家に引き取られた。母親は4月、市営住宅への入居を申し込み、7月下旬に3LDKの部屋の入居が認められ、8月3日にカギを引き渡された。
(読売新聞) - 9月3日9時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060903-00000301-yom-soci