2006年09月02日(土) 20時18分
鹿児島市の在宅介護施設元職員に「90歳女性の全財産相続」との遺言公正証書(フジTV)
鹿児島市の在宅介護施設の元職員が、「90歳の女性の施設利用者の財産相続人になる」という内容の遺言公正証書を作っていたことがわかった。
この元職員は、鹿児島市から業務を委託されている在宅介護支援センター「城山苑」に勤務していた45歳の女性。
城山苑によると、遺言公正証書は5年前に作成されていて、「女性の全財産を元職員に相続する」という内容だったという。
7月にこの公正証書の存在が発覚し、城山苑は「いかなる理由でも、職員が利用者の財産を相続すべきではない」として公正証書を撤回させた。
元職員は「女性から名前を貸すよう頼まれた」と話しているということで、8月に依願退職している。
城山苑に業務を委託している鹿児島市高齢者福祉課は、「介護施設の職員が利用者の財産の受取人となることは遺憾。今後、城山苑から報告を求めていく」としている。
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2006/09/02 20:18 取材: 鹿児島テレビ
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00096158.html