2006年09月02日(土) 13時02分
アコム:遅延損害金を超過受領 25人から2万2502円 /長野(毎日新聞)
消費者金融全国大手アコムが、八十二銀行(長野市)など保証業務を引き受けている提携地銀から引き継いだ延滞債権を回収する際、遅延損害金を25人の債務者から計2万2502円取りすぎていたことが分かった。
アコムは提携地銀の個人向け無担保ローンで、借り手を審査して保証額を示し、銀行はその範囲内で貸し出す。返済が遅れた場合にはアコムが代わりに弁済し、自ら債務者から回収する。
アコム広報部は「社内のシステム上のミスで所定の遅延損害金利14・6%を15%または18%で計算してたことなどが原因。債務者におわびして返金した。超過受領はこれ以外にはない」と説明している。
アコムは取りすぎた分のうち昨年4月以降の21人1万3971円分を公表したが、提携地銀名は明らかにしていない。03年8月に判明した八十二銀の4人8531円は公表していなかった。
9月2日朝刊
(毎日新聞) - 9月2日13時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060902-00000066-mailo-l20