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31日午前8時45分ごろ、新潟県柏崎市下田尻、会社員山賀友紀さん(25)方で、1階リビングに設置されたエアコンの室内機から出火し、天井の一部を焼いた。
火は家人が消火器で消し止め、けが人はなかった。
柏崎署などによると、出火したエアコンは、空調機メーカー「東芝キヤリア」(本社・東京)製。同社が2004年8月、「室内機のモーター付近から発火する危険性がある」として無償で部品交換などの修理に応じると発表した45機種の一つだった。山賀さんは最近、引っ越してきたばかりで、エアコンは備え付けの物だった。
同社の担当者が昨年秋、販売店から提供されたエアコンの設置リストをもとに、今回火災のあったエアコンの修理に出向いたが、空き家だったため、修理できなかったという。
同社によると、問題の機種は、エアコンを洗浄した後に、モーターのリード線に洗浄液などが付着したままになっていると発火する恐れがある。
発火や発煙は13件目で、無償修理の発表後では5件目。これまでにけが人は出ていないという。対象45機種は1998年9月〜02年1月に製造・販売され、台数は約52万6000台で、うち修理が済んだのは53%の約28万台にとどまっている。