2006年09月01日(金) 14時45分
「振り込め」詐欺新手で1・5倍、先月都内3百件突破(読売新聞)
東京都内の振り込め詐欺の被害が先月、8か月ぶりに300件を突破し、今年に入って続いていた月200件前後のペースから、1・5倍に急増したことが警視庁のまとめでわかった。
「痴漢で捕まった」と言って示談金を要求する手口から、「会社の金を使い込んだ」と泣きついて振り込みを求める手口に変わったことが原因とみられ、1件の被害額が500万円を超えるケースも目立つ。
このため同庁は1日から、都内在住者専用の「手口体験電話」((電)0120・30・2989)で新手のだまし文句を紹介し、注意を呼びかけることにした。
同庁によると、今年に入って7月までに届け出のあった振り込め詐欺の被害は1523件(被害総額26億1000万円)と、月200件前後で推移。しかし先月に急増、30日の時点で302件に上った。被害が300件を超えたのは、昨年12月(339件)以来。
(読売新聞) - 9月1日14時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000306-yom-soci