2006年08月31日(木) 01時07分
桶川ストーカー殺人事件損賠訴訟 最高裁、両親と埼玉県双方の上告を棄却する決定(フジTV)
1999年に埼玉県で起きた桶川ストーカー殺人事件で、殺害された女子大学生の両親が警察の捜査が怠慢だったとして埼玉県を訴えていた裁判で、最高裁は30日、両親と県の双方の上告を棄却する決定をした。
被害者の母・猪野京子さんは「死ぬまで戦っていくつもりなので、これでわたしたちは終わりではありません」と話した。
この事件は、1999年に女子大学生の猪野詩織さん(当時21)が、以前交際していた男らからストーカー被害を受けた末に殺害されたもので、詩織さんの両親は、警察の捜査が怠慢だったとして、埼玉県などを相手におよそ1億1,000万円の損害賠償を求める訴えを起こしていた。
1・2審ともに、捜査の怠慢は認定したが、殺害との因果関係については認めず、550万円の損害賠償を県に命じていた。
最高裁は30日、両親と県の双方を棄却する決定をし、これで2審判決が確定した。
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2006/08/31 01:07
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00096004.html