2006年08月30日(水) 19時17分
FBI、未成年者を結婚させた疑いで指名手配していた一夫多妻制を掲げる教団の教祖逮捕(フジTV)
FBI(アメリカ連邦捜査局)が、ウサマ・ビンラディン容疑者と並び、重大指名手配犯の1人として10万ドルの賞金を懸けて行方を追っていた男を逮捕した。
ウォレン・ジェフス容疑者(50)は、一夫多妻制を掲げるキリスト系教団の教祖。
この教団は、連邦憲法に違反する一夫多妻制を1世紀以上も続けている。
女性信者たちは、一様に長い髪を束ね、ワンピースを身に着けている。
ジェフス容疑者は、亡くなった父親から教団を引き継ぎ、少なくとも40人の妻と60人近い子どもがいるとみられている。
女性信者は「わたしたちには、信仰の自由があるはず。バカだと言われるのはうんざりよ!」と話した。
今回、ジェフス容疑者は、未成年の少女と成人男性とを結婚させた疑いで指名手配され、ラスベガス郊外で車に乗っていたところを逮捕された。
FBIは会見で、「車から携帯電話やパソコン、かつら、現金5万ドル(約580万円)が見つかった」と話した。
車内からは、クレジットカードなども見つかっており、逃亡用に使われていたとみられている。
教団内での未成年者の結婚は、13歳の少女らも含めて、数百件にも及んでいるという。
このほかジェフス容疑者には、婦女暴行容疑も浮上しており、捜査当局は今後、捜査を進めることにしている。
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2006/08/30 19:17
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00095988.html