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2006年08月30日(水) 00時00分

国と製薬会社に賠償命令…C型肝炎九州訴訟ZAKZAK

 ウイルスに汚染された血液製剤を止血剤として投与され、C型肝炎に感染したとして、九州などに住む男女18人が国と製薬会社三菱ウェルファーマ(旧ミドリ十字)などを相手に計11億6600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、福岡地裁であった。須田啓之裁判長は国と製薬会社側に賠償を命じた。

 薬害C型肝炎をめぐる集団訴訟の判決は、国と同社などの賠償責任を一部認めた6月の大阪地裁に次いで2例目。

 訴えによると、20−50代の男女17人は、昭和52年9月から63年5月にかけ、出産時の止血などのために血液製剤「フィブリノゲン」や「クリスマシン」を投与され、C型肝炎ウイルスに感染。20代の男性1人は母子感染した。このうち、1人が肝硬変、15人が慢性肝炎をそれぞれ発症している。

ZAKZAK 2006/08/30

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006083049.html