2006年08月29日(火) 15時02分
近未来通信、投資説明会で財務状況など一切公表せず(読売新聞)
東京国税局から所得隠しを指摘されたIP電話会社「近未来通信」(東京都中央区)が、投資家を募る説明会で「IP電話は飛躍的に発展する」「継続的な収益を保証する」などと繰り返し強調しながら、同社の電話サービスの利用者数や財務状況については一切公表していなかったことが分かった。
規制緩和で新規参入が相次ぐ通信事業を巡っては、昨秋に格安電話会社「平成電電」が破たんするなど、投資トラブルが目立っている。
「サービスが続く限り、継続収益を保証します」
近未来通信が中継局の設置に投資するオーナーを募るため、今年8月、東京都内で開いた説明会。その席上、同社社員はそう強調した。
(読売新聞) - 8月29日15時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000308-yom-soci