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田中卓志(30)のゴール第一声はなぜか「小木さーん、ゴールしました〜」。親しいお笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明に呼び掛けた。出演者から一斉に「何でだよっ」と突っ込まれると「ゴールしたら、海に連れて行ってくれるって約束したんで」。山根良顕(30)も「田中がKAT−TUNの田中くんよりかっこ良く見えると思ったんですけど、やっぱり田中くんの方がかっこ良かった」。風物詩となった号泣シーンとは全く違うが、なぜかさわやかなフィナーレだった。
根性、努力、スタミナとは無縁、対極にある激やせコンビが武道館にたどり着くことができたのは、今年の番組テーマ「絆(きずな)」の力だった。前に田中、斜め後ろに山根。2人は行程のほとんどをこの位置取りで歩いた。前夜の出発前「調子のいい方が、悪い方に合わせる」と決めた。出発から3時間後には早くも歩き始めた。日付が変わったころにまず、田中が痛めていたヒザの不調を訴え、その後に腹痛も抱えた。足を引きずり続ける田中の背中を見守り、山根が後ろに陣取った。
普段は口数の多いツッコミの田中が無言になったが、代わりにボケの山根が沿道のファンに手を振ってこたえ、生中継でも冗舌に「大丈夫ですよ〜。眠いだけで〜す」と笑わせた。ネタ作りは田中の担当だが、実はリーダーは山根で、衣装を決めるなどコンビをプロデュースしている。今回も当然のサポートだったが、田中を励まし続けることが自分の気力も支えた。
2人とも体脂肪率10%未満だが、筋肉量が少なく体力もないため、まともに練習も消化できず、特にヒザへの負担が不安視されていた。出発前日には「練習では15キロまでだから、それ以上は無理」とまで言った。そんな2人がやってしまった想定外の100キロ制覇。山根は「皆さんも頑張ってください」と呼びかけたが、言われなくても視聴者全員が「自分もきっとできる」と自信を深めた。史上最貧弱肉体というカードを切ってしまった番組が、来年どう出るかも注目される。