2006年08月28日(月) 12時02分
県の裏金問題:HPのアクセス14万件超 抗議メールと電話3000件超 /岐阜(毎日新聞)
県庁の裏金が県職員組合管理の口座にプールされていた問題で、県のホームページ(HP)のうち裏金問題関連のページへのアクセスが20日までに14万件を突破した。報道発表資料や古田肇知事の記者会見が大半を占める。特に今月の記者会見の動画の閲覧数は、昨年の約10倍のペース。一方、裏金問題に関する県への抗議のメールや電話は25日までに3000件を超えた。問題発覚から間もなく2カ月だが、裏金問題への関心の高さを示している。
県広報課によると、問題が発覚した先月5日から今月20日までに、裏金問題関連のページには約14万7000件のアクセスがあった。県が3日に公表した内部調査結果の閲覧数は1万1855件。さらに梶原拓前知事が会見した直後の8日の知事会見の概要を示したページにも約1万件のアクセスがあった。
また8月の知事会見の動画の閲覧数は、20日までに2010件に上った。閲覧数は、古田知事が就任した昨年2月に1022件を記録して以降、低迷。大半が月100〜300件で、今年6月には54件にまで落ち込んだ。だが7月は385件に回復。8月は月3000件ペースで、飛躍的に増えている。同課は「裏金問題で会見への関心も高まっているのだろう」と話している。【秋山信一】
8月28日朝刊
(毎日新聞) - 8月28日12時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060828-00000031-mailo-l21