2006年08月26日(土) 14時01分
菊水:生ラーメン新作3種、全国発売 業界初、人気店がスープ考案−−江別 /北海道(毎日新聞)
道内製めん大手「菊水」(江別市、太田勲社長)が江別産小麦100%で作った生めんの袋入りラーメン「香りだし 枯れ節醤油(しょうゆ)仕込みらーめん」など3種類を全国発売した。同社の杉野邦彦常務取締役は「有名な札幌ラーメン店と組んだ新商品で、小麦の産地・江別を全国にアピールしたい」と意気込んでいる。
スープは、札幌市内に6店ある人気ラーメン店「らーめんてつや」店主の内海てつやさん(36)が考案。「江別小麦めんの特徴のプリプリした食感と小麦の風味を生かすため、和風のあっさりしたタイプにした」と話す。杉野常務によると、通常はメーカーがラーメン店の味を再現した商品を開発するが、ラーメン店がめんに合うスープを考案し、商品開発に携わるのは業界初という。
江別では小麦生産者や江別市などで作る「江別経済ネットワーク」が04年から、独自のめんとして生産・販売する「江別小麦めん」の商品開発に力を入れており、今回のラーメンもその一つ。価格は3種類とも1袋(1人前)262円。【久野華代】
8月26日朝刊
(毎日新聞) - 8月26日14時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000141-mailo-hok