2006年08月26日(土) 07時01分
「飲みかけ放置」3〜4割=ペットボトル、開栓後は雑菌繁殖−業界団体調査(時事通信)
ペットボトル入りの清涼飲料水を飲みかけのまま常温で放置している人が3〜4割もいることが、全国清涼飲料工業会(東京都中央区)が実施した調査で26日、分かった。同会は「栓を外したら清涼飲料水は生ものと同じ。いつまでも品質が変わらないわけではない」としている。
調査は7月、全国の300人の男女を対象に、清涼飲料水の保存方法やペットボトルの使用方法などを聞いた。
それによると、飲みかけのペットボトルをかばんや常温の室内に1日以上放置したことがある人は、それぞれ45.3%、37.3%いた。また、飲みかけのペットボトルを冷蔵庫で保存することについて、10%以上の人が「1週間を超えても大丈夫」と回答した。
同会は「直接口をつけたペットボトルは放置すると雑菌が繁殖するので、冷蔵庫で保存してもなるべく早く飲みきる」ことを推奨している。また、炭酸入りは「高温になると容器が膨らみ、栓が飛ぶ恐れもある」として、注意するよう呼び掛けている。
(時事通信) - 8月26日7時1分更新
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