2006年08月26日(土) 11時53分
パロマ製品の回収、月内にも緊急命令…経産省検討(読売新聞)
パロマ工業製の瞬間湯沸かし器による事故が相次いだ問題で、経済産業省は26日、消費生活用製品安全法に基づき、今月内にも同社に対し、対象製品の回収などを命じる緊急命令を出す方向で検討していることを明らかにした。
緊急命令が出されれば、昨年11月の松下電器産業の石油温風機に次いで2例目となる。
パロマ工業などは、事故が発生した機種など計7機種約26万台を対象に無償点検や自主回収を行っている。
23日までに点検できたのは約1万8000台にとどまり、残りの約24万台は「古い製品のため、廃棄されたとみられる」(原子力安全・保安院)としている。
一酸化炭素が漏れ出す欠陥があった松下の石油温風機は、自主回収中に新たな死亡事故が発生しており、経産省はパロマ工業社製品の回収を急がせる必要があると判断している模様だ。
(読売新聞) - 8月26日11時53分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000404-yom-bus_all