2006年08月26日(土) 11時04分
<世界宗教者会議>京都で開幕 2000人が参加(毎日新聞)
世界の諸宗教の指導者らが平和への道筋を探る世界宗教者平和会議(WCRP)の第8回世界大会が26日、京都市左京区の国立京都国際会館で開幕した。紛争が絶えない中東地域をはじめ100カ国・地域から約2000人が参加、29日まで全体会議や個別テーマごとの小部会で対話を重ねる。
70年の京都大会以来、36年ぶりの日本開催。今大会のテーマは「平和のために集う諸宗教 あらゆる暴力をのり超え、共にすべてのいのちを守るために」。過去最大規模の宗教者会議であり、01年の9・11米同時多発テロ以降初の開催となるため、「平和を脅かす宗教対立」から「平和に寄与する宗教」へと向かわせる具体策をどう打ち出せるのかが注目される。
午前10時半からの開会式にはイランのハタミ・前大統領ら世界の宗教指導者のほか、小泉純一郎首相も来賓として出席。午後からはテーマに沿って本格的な議論が始まる。【丹野恒一】
(毎日新聞) - 8月26日11時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000038-mai-soci