2006年08月25日(金) 00時29分
紛争解決へ女性宗教者ら議論 京で会議 51カ国から500人参加(京都新聞)
26日からの世界宗教者平和会議(WCRP)第8回世界大会の開幕を前に、世界の第一線で活躍する女性宗教者らが集う「WCRP女性会議」が24日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まった。
女性会議は「信仰を持つ女性−行動のための結集」をテーマに、紛争解決、平和構築、持続可能な開発に、女性宗教者としてどうかかわるべきかを話し合う。
開会式には51カ国、約500人が参加。WCRP国際女性委員会共同コーディネーターの泉田佳子さんが主催者を代表してあいさつ。「人間関係の出発点は何よりも出会うことだ。出会いがあってこそ語り合い、理解が生まれる」と話した。また、南アフリカの元国会委員でガンジー開発財団評議員のエラ・ガンジーさんが基調講演。「われわれ女性は、ただ黙って迫害され、内在する可能性に気付かずにいるのではないか」と女性の立場を代弁した。
続いて開かれた全体会議では、諸宗教の女性宗教者による世界規模のネットワークづくりについて意見が交わされた。
女性会議は25日に閉幕する。
(京都新聞) - 8月25日0時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060825-00000000-kyt-l26