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同地裁などによると問題の公判は、18日午後4時半開廷の覚せい剤取締法違反事件の判決。裁判官や書記官、検察官の公判への出席は刑事訴訟法で定められているが、女性裁判官は男性検察官が着席していないことに気付かず、懲役2年の実刑判決を被告に言い渡し、閉廷した。検察官は別の公務のため遅刻したという。
閉廷後の午後4時45分ごろ、検察官が裁判所に到着。書記官の指摘を受けた裁判官が、拘置場所の刑務所に戻る途中の被告を呼び戻して公判をやり直し、午後5時ごろ、あらためて同じ判決を言い渡した。
福井地検の西谷隆次席検事は「担当検察官は警察との打ち合わせや司法修習生の指導などで遅れた。今後このようなことがないよう指導したい」と話した。
ZAKZAK 2006/08/24