2006年08月22日(火) 11時01分
県営プール、ボルト外れ放置=「安全性問題ない」と営業−富山(時事通信)
富山県国際健康プラザ(富山市友杉)が、施設内にある県営プールの複数の排水口で、ふたを固定するボルトが一部外れていたのに、県に報告せず営業を続けていたことが22日までに、分かった。
県によると、運営する県健康スポーツ財団(理事長・斎田道男副知事)は1日、埼玉県のプールで女児が排水口に吸い込まれ死亡した事故を受けて緊急点検を実施。流れるプールの3つの排水口で、ふたのボルトが計7本外れていたことが分かった。
しかし、同財団はいずれも強度は十分で、ふたはすぐに外れる状態ではなく危険もないと判断。県から安全性に関する問い合わせがあった際、「問題ない。ふたは固定されている」とだけ伝えていたという。
(時事通信) - 8月22日11時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000032-jij-pol