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丸尾容疑者は、財団法人「飛鳥会」理事長、小西邦彦被告(72)=詐欺罪などで起訴=と同様、「同和」と「暴力団」を背景に公共工事に介入。受注業者を中心に大手ゼネコンなどから「地元対策費」名目で現金を要求していたとされ、同課で追及する。
ほかに逮捕されたのは、八尾市南本町、政治結社「皇義塾」塾長、北川芳明容疑者(45)。
調べでは、丸尾容疑者らは昨年9月10日、八尾市営安中住宅の改修工事で下請けの同市内の建設会社に対し、自身の関連会社を参入させるよう要求したが、断られ立腹。同社幹部らに「なめとったらあかんぞ、八尾で工事ができんようにする」などと脅迫、現金100万円を脅し取った疑い。
調べに対し、丸尾容疑者は「脅してはいない。協議会のカンパとして100万円を受け取った」などと容疑を否認しているという。
関係者によると、同市営住宅は毎年改修工事が発注されているが、丸尾容疑者の圧力で、入札をせず随意契約になるよう1工事の価格を130万円以下に設定。
ほぼすべての業者を丸尾容疑者が決めた後、追加発注して増額させていたという。
これまでに八尾市立病院や福祉施設など、複数の工事で数千万円の現金が丸尾容疑者に流れたとの疑惑もあり、同課は丸尾容疑者の公共工事への不透明な介入が常態化していたとみている。
(08/21 17:35)