2006年08月21日(月) 17時58分
軽ワゴン後部ドアに不具合 スズキ、注意呼び掛け(山形新聞)
スズキ製の軽ワゴン車に不具合があり、後部トランクのドア(約22キロ)を開閉した際、ドアが頭や胸に当たりけがをする恐れがあるとし、同社と国土交通省が21日、注意を呼び掛けた。
不具合があったのは、スズキが昨年8月から先月にかけ生産した「エブリイ」と、マツダが販売する「スクラム」の計約10万4840台。
後部ドアを伸縮して支える棒状の緩衝装置に不具合があるとみられ、ドアが勢いよく開いたり、反動で落下するケースが発生している。
スズキにはこれまで、計29件の苦情が寄せられており、このうち7件はドアが当たり、額を切る軽傷やむち打ちの訴えなどがあったという。
スズキは原因究明を急ぎ、近くリコールに準じる改善対策を国交省に届ける方針。
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