2006年08月21日(月) 21時00分
「息子のスパム行為とは無関係」--元被告の両親が主張(CNET Japan)
1年前の判決を受け、スパム事業者が購入した金塊を見つけ出そうと、元被告の親元を捜査するAOLに対し、ニューイングランド地方の小さな町に住む夫婦は、自分たちの資産が脅かされることを何とかして阻止しようとしている。
AOLは2005年5月、Davis Wolfgang Hawke氏ら3人を相手取った、損害賠償1280万ドルを求める訴訟を勝ちとった。AOLが法廷に提出した書類によると、Hawke元被告らはAOLの会員に対し、性的内容のものや、ダイエットに関するもの、スパイウェアを含んだものなど、あらゆるスパムメールを送りつけ、巨大な利益を得ていたという。だが、訴訟が終わるとすぐにHawke氏は姿を消した。
Hawke氏は、
ネオナチグループのメンバー として知られており、Hawke氏の母親によると、ユダヤ系であることを隠すために名前を改名したという。改名前の名前はAndrew Britt Greenbaumで、母親はHawke氏が今、中米のベリーズにいると信じている。
AOLは現在、そのHawke氏に賠償金額を支払わせようとしている。だが本人が逃走した今、AOLは、ボストンから22マイル南西のところにあるマサチューセッツ州メドフィールドで、Hawke氏の両親の家の庭から、本人が埋めたとされる金塊を探し出そうとしている。
しかし、これはHymanとPeggy Greenbaum夫妻にとっては、受け入れられる話ではない。Peggy Greenbaum氏は、自分たち夫婦はスパムとは何の関係もなく、自分たちの息子が自分たちの家の庭に金塊を埋めるほど「愚か」だとは思えないと述べている。
Peggy Greenbaum氏はCNET News.comのインタビューに応じて、「私たちに代理人はいない。現在、わたしの夫はこの件に関して異議申し立てを書いている。私も、どんな形であっても、自分たちの敷地内や家の中を探されることを阻止したい」と述べた。そして「何かを隠そうとしているのではない。われわれはBrittのスパム行為とまったく無関係だ」と続けた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。
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(CNET Japan) - 8月21日21時0分更新
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