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藤田保健衛生大学病院（愛知県豊明市）は１７日、患者の氏名や病名など２５０人分の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。医師（３６）の私用パソコンに入っていたファイル交換ソフト「ウィニー」がウイルスに感染したためという。
流出したのは氏名、病名、性別、生年月日、手術の名称など。住所や電話番号は含まれていない。内分泌外科教室の医師が学術研究に役立てるため、自宅の私用パソコンに入力していたという。
１６日に報道機関からの問い合わせで流出がわかり、１７日から患者や家族におわびと経過説明をしているが、いまのところ、被害を受けたという申し出はないという。同病院は従来、個人情報の院外への持ち出しは禁止していた。