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米マイクロソフト(MS)は15日(米国時間14日)、インターネット接続時にパソコンへのウイルス侵入を防ぐサービスの無料提供を世界一斉に開始した。同社が消費者向けのセキュリティー対策を無料で提供するのは初めて。ウィルス対策を有料で提供してきた既存のソフト会社には脅威になりそうだ。
MSの新サービス「ウィンドウズ・ライブ・ワンケア・PC・セーフティ」は、同社のサイト(http://onecare.live.com/scan)にアクセスすると、ネットから侵入しようとするウイルスやスパイウエアを発見し、駆除してくれる。
MSは6月に英国や米国で、パソコン内部にすでに存在するウイルスなどを検出するソフトの販売を始め、セキュリティー対策市場に初めて参入した。来年1月に発売する予定の次世代基本ソフト「ウィンドウズ・ビスタ」もウイルス対策機能を備えている。
こうしたサービスを有料で提供してきた他のソフト会社は「MSは基本ソフトで圧倒的なシェアを握っている。その優位な立場を利用しようとしている」と反発している。