2006年08月15日(火) 15時35分
<デル>ノート型PCの充電池に不具合 自主回収へ(毎日新聞)
米コンピューター大手のデルは15日(現地時間14日)、同社製ノート型パソコン(PC)の約410万台に搭載されたソニー製充電池に不具合が見つかったとして、自主回収すると発表した。電池がまれに過熱、発火するおそれがあるという。410万台の中には日本向けに出荷された製品も含まれており、同社は日本の消費者向け専用相談窓口を開設して対応する。米消費者製品安全委員会(CPSC)によると、同委員会に報告された電気製品関連のリコールでは過去最大規模。
回収対象は04年4月〜06年7月18日に出荷された、「ラティチュード」、「プレシジョン」、「インスパイロン」、「XPS」の4ブランド33モデルと、単品売りしたソニー製リチウムイオン電池で、電池部分を無償交換する。
専用相談窓口はフリーダイヤルで0120・198・437。8月中は毎日午前9時から午後8時まで。9月以降は日曜・祝日を除く同時間帯で受け付ける。
同型のリチウムイオン電池は他社製PCにも広く利用されているが、ソニーは「充電電圧や回路などが違うため、他社製PCで同様の不具合が起きる可能性は極めて低い」と話している。【斉藤望】
(毎日新聞) - 8月15日15時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060815-00000028-mai-bus_all