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02年4月の参拝時、首相は「終戦記念日にこだわり、内外に不安や警戒を抱かせることは意に反する」との所感を発表したが、所感との整合性については「矛盾しない。過去5年を踏まえ、いつ行っても問題にしようという勢力がある。仕方ない」と語った。
また、首相は「戦争で尊い命をなくされた方々の上に今日がある。心から敬意と感謝の念を持って参拝している」とし、「総理大臣である人間小泉純一郎が参拝した。職務としてではない」と述べ、私的参拝の立場を強調した。
内外からの批判については、自ら3点挙げて反論。中韓両国に対しては「一つの意見の違いが不愉快だからと首脳会談を行わないことがいいのか」と主張し、「中韓両国は日本の国連安保理常任理事国入りに反対している。不愉快なことだが、私が首脳会談を行わないと言ったら、どっちを批判するのか」と述べた。
A級戦犯合祀(ごうし)については「特定の人に参拝しているのではない。圧倒的多数の戦没者の方々に哀悼の念をささげるためだ」とし、「(A級戦犯は)戦犯として(東京裁判で)刑を受けている。それとこれ(参拝)とは別」と語った。
憲法上の疑義については「私は神道を奨励するために行っているのでも、過去の戦争を正当化、美化し、軍国主義を称揚するために行っているのでもない。憲法上の思想及び良心の自由、まさに心の問題だ」と述べた。