2006年08月12日(土) 09時49分
覚せい剤仲介は10回前後 容疑の京都市職員の男、姉妹に譲渡(京都新聞)
京都市西京まち美化事務所を捜索する府警捜査員(11日午後6時半ごろ、京都市西京区)
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京都市環境局職員だった姉妹による覚せい剤使用事件で、姉妹の覚せい剤購入を仲介したなどとして覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された同局職員谷口青以容疑者が昨年秋以降、10回前後にわたり、姉の中川美鈴被告(27)=懲戒免職=から依頼を受けて覚せい剤の購入を仲立ちしていたことが、京都府警組対三課と右京署の調べで11日、分かった。
府警は、谷口容疑者が姉妹への覚せい剤譲渡を仲介するようになった経緯を詳しく調べるとともに、他にも、購入の仲立ちをした者がいないか追及する。
これまでの府警の調べによると、姉妹は「覚せい剤がダイエットに良いと聞き、使用するようになった」と供述しているという。
また、姉妹は昨年10月ごろから先月逮捕されるまでの間に、10回前後にわたり、谷口容疑者に覚せい剤購入の仲立ちを頼んだという。谷口容疑者と中川被告は、5年前から市西京まち美化事務所に勤務していた。
府警は同日夕、同法違反容疑で同事務所を捜索した。
(京都新聞) - 8月12日9時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060812-00000004-kyt-l26