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合祀をめぐっては、旧日本軍に軍人・軍属として徴用された韓国人の遺族らが01年6月、国を相手に取り消しを求めて提訴。東京地裁は今年5月、「国は通知しただけで、合祀は靖国神社が決めた」として請求を退けている。
訴えたのは大阪府内の西山俊彦さん(71)ら日本の8人と台湾の原住民族「セイダッカ族」の楊元煌さん(51)。
訴状によると、原告の父親や兄、叔父ら11人は40〜45年、中国やフィリピン、沖縄などで日本の軍人・軍属として戦死・病死し、靖国神社に合祀された。宗教上の理由などから合祀を取り消すよう求めたが、同神社は応じなかったとしている。
原告側は、故人をどのように追悼するかを決める権利は憲法で保障されていると指摘。靖国神社が管理する「祭神名票」「祭神簿」「霊璽簿(れいじぼ)」から親族の氏名や祭神名などを削除することを求めている。
靖国神社広報課の話 訴状を見ていないので、現段階ではコメントを差し控えたい。
厚生労働省社会・援護局業務課の話 訴状を見て対応を検討したい。
http://www.asahi.com/national/update/0811/TKY200608110338.html