2006年08月11日(金) 18時06分
三洋信販、過払い利息返還請求訴訟の証拠書類を社員が改ざん(ロイター)
[東京 11日 ロイター] 三洋信販<8573.T>は11日、過払い利息返還請求訴訟の証拠書類として裁判所に提出した文書のうち、56件が一部社員によって無断に変更されていたことが判明したと発表した。文書の保存期間などが改ざんされていたという。
三洋信販によると、同社の文書の保存期間を定めた「文書保存年限表」から一部の項目が削除されていたほか、一部文書の保存開始の起算日が変更されていたという。取り引き履歴の開示範囲を限定することで、利息返還額を低く抑えようとしたものとみられる。
確認された56件のうち22件については現在も係争中。34件はすでに結審した。同社は係争中の22件について「早急に真正な文書保存年限表を提出する」としている。
(ロイター) - 8月11日18時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000434-reu-bus_all