悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
コストコは会員制スーパーで、米国の味に親しんだ顧客が多い。試食のサービスをした横浜市の店舗では、午前10時の開店から2時間ほどで霜降りカルビが売り切れた。
肩ロースが100グラム76円とオーストラリア産(189円)の半額以下で、霜降りカルビも318円(オーストラリア産598円)と安く、今年1月の輸入停止前よりも低価格。
コストコは「価格、味ともオーストラリア産を売る意味がない。全量を米国産に置き換えたい」(精肉担当)と、米国産販売を加速させる。兵庫県尼崎市と福岡県久山町の店舗では10日から販売する予定だ。
ただ販売に前向きな企業も、コストコほどの安売りは難しい。9月中に牛丼販売を再開したい吉野家ディー・アンド・シーは「販売中止前の(牛丼並盛り)280円は到底困難」(広報担当)と300−400円を想定。
北海道の食品スーパーのカウボーイは8月下旬の販売に向け準備に入ったが「豪州産より安ければ販売する」(総務担当)と卸価格次第の情勢だ。
一方、大手スーパーは「(米国産の)安さを求める人はいるようだが、当社にはそういう声は寄せられていない」(ダイエー広報部)と慎重だ。
ZAKZAK 2006/08/10