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金融庁は、広告表示の自主ルールを決めている全国銀行協会にも、顧客の誤解を招かないような広告表示の基準をつくり、業界に周知徹底するよう求めた。預金やローンだけでなく、投資信託やデリバティブ(金融派生商品)など銀行が一般向けに扱う金融商品が多様化する中、「望ましい広告表示について各金融機関が具体的にイメージできる基準が必要」(幹部)としている。
銀行の広告をめぐっては、04年にも新生銀行とシティバンクが外貨預金の利息表示で警告を受けている。金融庁は「再度の警告は遺憾」として、この日発表した今事務年度の銀行への監督方針でも、利用者保護の態勢を最も重点的にチェックする考えを打ち出した。広告表示を含め、商品内容を顧客が十分理解するまで説明する態勢ができているか見る。悪質な事例が見つかれば、行政処分などで厳しく対応する。