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「いったんふたを開けたら、すぐにお飲みください」──真夏日が続き、清涼飲料水の缶やペットボトルに手が伸びることが多いこの時期。意外に知らない「正しい飲み方」を解説するWebサイトを飲料メーカーの業界団体・全国清涼飲料工業会が公開した。
同サイトによると、缶、ペットボトル、びんなど容器を問わず共通しているのは「すぐにお飲みください」。例えばペットボトルの注ぎ口に直接口をつけて飲む人が多いが、その場合は口の中の雑菌が入って繁殖してしまうという。
清涼飲料水の賞味期限は「ふたを開けていない場合」であり、サイトでは「いったんふたを開けたら“なまもの”。すぐに飲むようにして」と呼び掛けている。
飲む前の保管場所にも注意。炭酸飲料を直射日光が当たる自動車内などの高温の場所に放置すると、内圧が上昇して容器が変形・破損するおそれがあるという。
同会で消費者にアンケート調査をしたところ、飲料入りの容器を常温で放置したり、一部を除き冷凍を想定していないペットボトル飲料を冷凍庫で凍らせて飲むなど、「誤った認識の飲み方や取り扱いをしている実態が浮き彫りになった」という。サイトは「正しい飲み方」を広め、需要のピーク時に事故を未然に防ぐのがねらいだ。