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同社は7日、経済産業省の求めで追加の事故調査報告書を提出。この中で、事故を起こした個別の製品の製造時期を初めて明らかにした。
報告書によると、同社が把握する28件の事故のうち、原因となった製品の製造時期が24件で判明したが、その時期は81年13件、82年1〜4月が7件、82年6月が1件、84年が2件、86年が1件と偏りがあった。
24件の事故のうち、不正改造による事故は13件、死亡事故は11件で、すべて82年6月までの製品だった。
問題の製品は80年に製造が始まって間もなく、部品のはんだが割れる不具合が相次ぎ、同社は82年4月下旬にはんだの量を増やす改良をした。ただ、改良以前の製品については、リコールなどの措置は行っていなかったという。
はんだ割れが事故の遠因となったことをうかがわせる形だが、同社は「器具の欠陥とはいえない」と責任を否定している。
http://www.asahi.com/national/update/0807/NGY200608070008.html