2006年08月03日(木) 14時38分
ウィニー利用者特定、高岡の流出情報削除を要請(読売新聞)
富山県高岡市の精神疾患患者約1500人分の個人情報が、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上に流出した問題で、このファイルをダウンロードした利用者に対し、プロバイダーがファイル削除を求める文書を郵送していたことが分かった。
同市の指示を受けた流出元の会社が、プロバイダーに要請した。ウィニーによる情報流出問題で、ネット上の情報削除に向けた利用者側への働きかけが表面化するのは初めて。
流出元となった情報処理会社「インテック」(富山市)に対し、高岡市が削除を指示したのは、流出が明らかになった7月26日。同社は、ウィニーを利用しているパソコンを特定できる東京都内のネット関連企業に依頼し、問題のファイルを保存しているパソコンのIPアドレスを把握。その上で、複数のプロバイダーにIPアドレスを示し、「削除を呼びかけてほしい」と要請した。
(読売新聞) - 8月3日14時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060803-00000006-yom-soci