2006年08月02日(水) 16時42分
イコカと言っても途中まで、近畿・山陽エリアまたげず(読売新聞)
切符を買わず乗降できるJR西日本のICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」の利用エリアが来夏、近畿圏から山陽地方まで拡大されるが、二つのエリアをまたぐ乗り入れ利用はできないことがわかった。
JR西は当初から管内(近畿、中国)全域での利用を期待していたが、システムの開発が想定外に進み、両エリアの機器を相互利用できなくなったという。イコカは2003年に導入され、京阪神を中心に近畿圏の在来線計267駅で利用できる。
JR西によると、来夏から岡山、広島両県の山陽、瀬戸大橋、伯備など10線計135駅でイコカ利用を開始。03年当時より機器の性能がアップし、運賃データの記憶容量がはるかに大きい最新の自動改札機を導入することになった。
(読売新聞) - 8月2日16時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060802-00000305-yom-soci