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死亡したのは、同市の自営業石津洋さん(51)の長男で、当時高校3年生だった圭一郎さん。
関係者によると、圭一郎さんは、大動脈弁が正常に閉まらず心臓に血液が逆流する「大動脈弁閉鎖不全症」と診断され、04年7月下旬に同病院で心臓手術を受けた。
その際、この症状の治療で一般的な人工弁に付け替える手術方法ではなく、患者本人の肺動脈弁を大動脈弁に移植し、肺動脈弁に人工弁などを取りつける「ロス手術」が選択された。
圭一郎さんもロス手術の選択に同意。しかし、手術は難航し、圭一郎さんは意識が回復せずに手術の2日後、多臓器不全で死亡した。
遺族から相談を受けた県警は専門家に調査を依頼。ロス手術を選択する必要性があったのか、執刀医の技術や経験は十分だったのかなど、慎重に調べている。