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強権政治への反発から政治の舞台を追われたネパールのギャネンドラ国王が、失意の日々を過ごしている。公の場にほとんど姿を見せない。現地報道によると、インターネットのギャンブルにのめり込む日々。消息筋によると、王制廃止を最も強硬に主張している共産党毛沢東主義派(毛派)にまで面会を求めたが、断られたという。
国王は4月、抗議運動に屈して02年5月に解散したままだった下院を復活。軍の統帥権や国会審議への関与といった権利を奪われた。
その後は王宮に閉じこもったまま。「不眠症に悩まされ、連日未明までギャンブルをして気を紛らわしている」という地元週刊誌の報道をインドの通信社IANSが伝えた。オンラインのポーカーやブラックジャックにはまり、支払いは個人のクレジットカードを使っているという。
5月に発足した新政権は、7月7日の国王誕生日を国民の休日とすることをやめた。閣僚らが王宮で誕生日のお祝いを述べる慣習もなくなった。