2006年07月29日(土) 20時06分
72歳夫婦、無理心中か「生活苦」の遺書残し…名古屋(読売新聞)
29日午前9時45分ごろ、名古屋市西区枇杷島、無職渡辺弥一さん(72)方で、渡辺さんと、妻の久子さん(72)が死亡しているのを、訪ねてきた知人らが見つけた。
台所のテーブルに、民生委員の女性(65)あての遺書めいた手紙が置かれていた。民生委員によると、「生活苦なので、警察への連絡と葬儀をお願いします。ご迷惑をおかけします」と書かれていた。愛知県警西署は渡辺さんが無理心中を図ったとみて調べている。
調べでは、渡辺さんは6畳間で、洋服掛けに電気コードを掛けて首をつっていた。久子さんは布団で仰向けで倒れており、首に絞められた跡があった。久子さんは死後2〜3日、渡辺さんは死後1日程度たっており、同署で詳しい死因を調べる。
(読売新聞) - 7月29日20時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060729-00000212-yom-soci