2006年07月29日(土) 08時32分
NTTドコモ 高速通信サービス標準化 検索サイトにグーグル追加(フジサンケイ ビジネスアイ)
NTTドコモは28日、データ通信速度が最大毎秒3・6メガ(1メガは100万)ビットと現行の第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」の約10倍となる高速通信サービス「HSDPA」を8月下旬に開始するとともに、将来的に「FOMA90Xシリーズ」に標準搭載すると発表した。
また、10月から始める一般サイト検索サービスで、連携するサイトにグーグルを加え、全部で10サイトにすることも正式に発表した。
HSDPAはサービス開始当初は都市部の利用に限られるが、今年度内にエリアカバー率を70%、07年度末までに90%以上に広げる。対応端末は当初の2機種から来春までにさらに2機種を追加する。
エリアカバー率が高まった時点で90Xシリーズへの標準搭載へ踏み切る。
データ通信速度の高速化に合わせ、携帯電話でパソコン向けの一般サイトを閲覧するニーズも増えることは間違いない。
このため、KDDIがグーグルと提携して検索サービスを開始したことを受け、ドコモも10月から同様のサービスを開始する。
これまでマイクロソフトのポータル(玄関)サイト「msn」など9サイトとの提携を公表していたが、28日にグーグルとの提携にも合意した。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 7月29日8時32分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060729-00000016-fsi-ind