2006年07月28日(金) 14時28分
振り込め詐欺の被害男性が自殺、8人を逮捕(読売新聞)
大阪府池田市の50歳代の男性が昨年11月、振り込め詐欺で数百万円の被害に遭った後、首をつって自殺していたことが、わかった。
大阪府警捜査2課は、男性の振込先の口座から、川崎市高津区の塗装工竹内針字被告(27)ら8人を割り出し、詐欺などの疑いで逮捕した。竹内被告らの背後に、大がかりな振り込め詐欺グループがあるとみて全容解明を進める。
調べでは、竹内被告らは昨年9月中旬、他人名義の健康保険証を使って口座を開設し、キャッシュカードをだまし取った疑い。
男性はこの口座を含む4口座に金を振り込んでいたという。
府警によると、昨年11月1日、池田市内の公園で男性が首をつって死亡しているのが発見された後、男性の自宅に「債務者リストからデータを削除するために金が必要とだまされ、数百万円を振り込んだ」との内容の遺書が郵送され、詐欺被害が発覚。府警は、振込先の口座の入手経路などから、振り込め詐欺グループの特定を進めていた。
(読売新聞) - 7月28日14時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060728-00000205-yom-soci